柿右衛門花蝶文入角角小皿　5客組

商品名：柿右衛門花蝶文入角角小皿
時代：1600年代江戸時代ごろに作られたものだと思います。
大きさ：一辺約10㎝、高さ約2cm


特徴：色絵磁器の歴史の中で、画期的な革命を起こしたと言っても過言ではない、柿右衛門様式

色の白い素地、濁手、乳白手などと呼ばれる、美しい肌の色
そこに、繊細な余白をたっぷりとった、柔らかく風を感じるような柿右衛門様式の文様

この器は、その柿右衛門の中でも、初期に作られた可能性の高いものです
初期柿右衛門は、繊細な柿右衛門の中でも、ざっくりと描かれたものが多く見られます
素地も、少し柔らかく、不純物も多く見えるような点の多い白
柔らかさの中に洗礼された絵付けのコントラストが、温かみがある器です

染付を使ていない柿右衛門のため、青も色絵
特徴的な赤より、黄色が目立つ器ですね

余白をうまくとり、蝶が風に舞っているかのような空気を感じ、
大輪の花からは香りがたってきそう
菊は、竹で作られた柵からのびているようです

こちらの小皿は、手塩皿として作られたものかもしれません
手塩皿としてお使い頂いても、和菓子やお干菓子などのお皿に、珍味を入れて、チョコレートでも、色々にお使いください

キズや直し：皿左側上部に、白い直しのあるもの。見込み部分にとりあしがあり、それを直すように白い直しが文様の一部にあるもの、器左上に白い直しがあるもの。
直しは、当店で行ったわけではございませんので、何を使って直したかは分かりません。
写真を参考にしてください。

時代でついた細かいすれ、色むらやにじみ、ゆがみ、窯キズ、文様のそげ、また文様の違いや大きさの違いなど、古い時代に作られたものですので、ある場合がございます。
食洗器のご使用はお勧めいたしません。
パソコンやスマホ、液晶によって、色が違って見えることがあります。実物の色に近い写真を載せておりますが、ご了承くださいませ。

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