古伊万里青磁染付桜花唐草文輪花なます皿　3客組

商品名：古伊万里青磁染付桜花唐草文輪花なます皿
時代：1700年代江戸時代に作られたものだと思います。
大きさ：直径約14.5㎝、高さ約4㎝。

特徴：美しいなます皿です

染付ですべての文様を描き、全体的に透明釉を使い、桜の花のところだけを青磁釉にした、とても手間のかかった釉薬のかけ方をしています
釉薬は、染付を描いたあとに、ガラス質の液状のものでコーティングするように器を漬け込み、そのあと焼きます
通常は、透明釉の中に、漬けて出して、そのような工程なのですが、こちらの器は青磁釉薬を一部分にだけ施しています

淡い緑色の青磁釉のおかげで、桜の花が浮き出るような、デザイン
花唐草の可愛らしさ、桜の美しさ、両方が楽しめる素晴らしいデザインです

染付の色の美しさと柔らかく繊細で、迷いのない筆づかいは、かなり腕の立つ職人が描いたものだと思われます
花唐草は何百年もの間描かれている文様ですが、この器の花唐草は、盛期の伊万里と呼ばれている元禄時代の古伊万里と比べても、見劣りしない素晴らしいものです

五弁花はきっちりと縁取りをされていて、柔らかく丸く綺麗なもの
これも、良い時期に作られたあかしとも言えます

裏の銘は、渦福
渦福の中でも丁寧に描かれているもので、
さらに、裏の唐草も、きっちり縁取りをされていて
この器が大切に作られたのが分かります

少し小ぶりで、浅いなます皿ですので
鉢としてだけでなく、お皿としても使えそうです


キズや直し：1客目と2客目に、青磁の部分に釉切れがあります。2客目の見込み部分の釉薬に、灰が飛んでできたようところがあります。3客目の高台に窯キズがあります。
写真を参考にしてください

時代でついた細かいすれ、色むらやにじみ、ゆがみ、窯キズ、また文様の違いや大きさの違いなど、古い時代に作られたものですので、ある場合がございます。
食洗器のご使用はお勧めいたしません。
パソコンやスマートフォン、液晶によって、色が違って見えることがあります。実物の色に近い写真を載せておりますが、ご了承くださいませ。

J19-RQ